0f58e5565f88afd313f3328afd946d1e_s

口と全身の関連

ノンストップ!でも話題!歯周病の話

2月1日の朝の情報番組「ノンストップ!」をご覧になりましたか?番組内で歯周病についての話題が取り上げられていました。日本人のほとんどが罹患しているという現代病、歯周病について番組の話題に沿ってご紹介します。

歯周病は何年も日本人の関心事

2/1のノンストップ!を見逃してしまったという方は、まずはこちらの動画をご覧ください。歯科の話題は23:16からです。

けっこうまとまった時間を取って取り上げられています。歯周病に対する世の中の関心度の高さが伺えますね。ここ何年もたびたびテレビ番組や新聞などでこのように取り上げられる歯科疾患ですが、その背景には「日本の歯科疾患がなかなか減らない」という現実があります。日本は先進国でありながら、歯科疾患に対する国民の意識がかなり低い「歯科後進国」なのです。

これを機にぜひ関心を持つ人が増えれば、自分にとっても家族にとっても感染が少なくなり健康状態が良くなります。やがて国の負担する医療費も減るという理想的なループが見えてくるのです。歯科疾患に対する問題は、国の大きな課題でもあります。

細菌検査で状態を把握する

b675d0f636a7b263667b6895331a6fe9_s

番組中でも行っていましたが、歯周病は検査ができます。まずは自分がどの程度の歯周病リスクがあるのかを知るところからが予防・治療の一歩となります。

細菌検査は、歯に残る少量のプラークを取って顕微鏡で確認する検査です。直接的なので細菌がごっそり取れてしまいます。番組内で映ったような正常細菌だけの状態はほとんどないと言っても過言ではありません。まずは自分の目でお口の状態を確かめてみましょう。

細菌検査は歯科医院によって料金が異なります。検査を行わないところもあるかもしれませんので、一度電話をして確認してから歯科医院を訪れましょう。

番組内の先生が言っていたように、「歯周病菌がいる=歯周病である」ではありません。歯周病菌も虫歯菌も悪さをしますが、ある程度のまとまった数がいなければ動きはほとんどないのです。日々のケアで細菌を抑制することが大事なのですね。

歯周病がやがて全身の病気になる

d037f3e95814ae0dd52aad2d83257d24_s

歯周病菌が全身の病気に大きく関わることを、あなたは知っていますか?もうそろそろこの現実を意識する必要があります。なぜなら、歯周病菌を飲み込むことで引き起こされる誤嚥性肺炎などの肺炎は、日本人の死因第3位だからです。厚生労働省のデータによってはっきりしています。

肺炎になって亡くなるという事を「風邪をこじらせて死ぬ」と勘違いしていませんか?そうではないのです。何かしらの疾患で入院し、やがて免疫力が下がり、お口にいた歯周病菌が気道に入り込むことで肺に運ばれ、そこで悪さをするのです。免疫力の低下中ということが大きな問題です。普段であればそこまで悪さをしないので、いつもは関心が薄いのです。だから意識しなくてはいけません。

亡くなる方のパターンはこればかりではありませんが、しかし肺炎が三位ということは大きな問題です。お口はいつでも開いている身体への入り口です。何でも入り込んでしまいます。だからこそお口を何よりキレイししなくてはなりません。

番組内でも取り上げられていましたが、お口の中の菌を飲み込んで全身に回るまで約90秒と言われています。こんなに恐ろしい事はありません。歯周病菌も虫歯菌も犯人であることがはっきりしているわけですから、予防もしっかりしていきましょう。

ホームケアと予防の裏技

fed6c271b1b17f9036167e3552814b2f_s

番組内でも出演者の関心の高かったホームケアグッズですが、3列植毛の歯ブラシだけの使用は、日本だけかもしれません。あなたは歯磨きで何を使用していますか?今や歯磨きの下手な人でも上手に磨けるアイテムがたくさん出ています。

つまり3列植毛だけでは磨けていないということも言えます。現に歯科先進国のスウェーデンでは、3列植毛の前にワンタフトブラシを使用しています。3列植毛歯ブラシを歯磨きのメインと考えておらず、ワンタフトブラシ以外にもデンタルフロスやデンタルリンスなども同じように使用します。そしてその複数の使用を当たり前としているのです。この意識の違いは大きなことですね。

また歯磨きが出来ない時の裏技として紹介されていたのが、緑茶と唾液腺のマッサージです。緑茶は殺菌成分であるカテキンが豊富に含まれています。飲むのではなく、うがいに用いる事でたとえ歯磨きが出来ない状態にあってもある程度細菌を抑えることが期待できます。

そして唾液腺のマッサージです。番組では顎下腺だけを行っていましたが、耳下腺や舌下腺も唾液腺なので、ぜひ一緒にマッサージを行いましょう。唾液が増えて細菌が流され、さらに唾液に含まれるカルシウムが食後の歯の脱灰を中和して再石灰化を促します。

何より気持ちいいので、食後のリラックス時にやってみるといいでしょう。もちろん歯磨きをした後でも大変良く、常に行う習慣がついていると予防に効果的ですね。

まとめ

いかがでしたか?歯周病菌に限らず、お口の中の疾患には常に意識を持って取り組む必要があります。家族からの感染も常にありますので、家族全員で取り組めれば理想的ですね。

関連記事

  1. 681ee0a18bbd2f34ddd1a97f45aee253_s

    口と全身の関連

    歯科医院で銀歯をおすすめしなくなってきたワケとは?

    あなたのお口の中に、今銀歯は入っていますか?いつ入れたものでしょうか。…

  2. b965cfb6415ff6a5190c61baf9204da8_s

    ホームケア

    今日から始める予防歯科!

    予防歯科という言葉が登場してしばらく経ちますが、日本ではまだまだ浸透し…

  3. 200cf7d2c26b972cb0d7dbcfac46e1f4_s

    口と全身の関連

    歯の土台を作る支台築造

    なんらかの原因で歯の神経を取ってしまい、歯の根っこの処置を終えたら、支…

  4. d58e7d794780ee0defde2633d751307f_s

    ホームケア

    歯みがきという毎日自分でできる治療

    歯みがきを好きな人も嫌いな人もいるでしょう。歯みがきはただのルーティン…

  5. bdaeb6633be7c097e0995f3c6ee4544e_s

    その他

    震災の時、お口の環境はどうなるのか?

    3月は2011年の東日本大震災があった月ですね。春先になると思い出す、…

  6. 5f346413f690795352acda674cb65d16_s

    その他

    健康カプセル!ゲンキの時間でも話題!歯周病とセンテナリアンの関係

    あなたはセンテナリアンという言葉を知っていますか?これはいわゆる「ご長…

  1. 7e01584d237a10c843022f0f8579d157_s

    その他

    歯科の仕事の年収っていかほど?
  2. 6959466efc37cb0561f7dd47e1840e49_s

    口と全身の関連

    歯科で生活習慣を改善しましょうと言われる理由
  3. b7e883aecd6b5cadecccf6b1509b0b0b_s

    歯が痛い

    気になる知覚過敏の治療法
  4. 320cce7780627c8fd4f6f1b499dfff87_s

    その他

    噛むってすごい!噛んで勉強してみよう!
  5. f55e9fb993b8b72d3f4c084ec8f132a8_s

    ホームケア

    ブレスケアしていますか?たくさんある口臭の原因を知ろう
PAGE TOP