赤ちゃんのために歯科検診を受けるお母さんはたくさんいます。お母さんの歯周病菌や虫歯菌が赤ちゃんにうつってしまうため、お母さんは慌ててケアを行ったり治療したりしています。もちろん赤ちゃんのために歯のお手入れを学んでいるお母さんもたくさんいます。出産を控えたお母さんにおすすめしたいのが、出産後の歯列矯正です。出産後は歯列矯正を行う良い機会であることをご存じでしょうか?興味はあるけど今までそんな機会がなかったというお母さんはぜひこの機会に考えてみて下さい。産後の歯列矯正についてご紹介します。
産後なら気を遣わない?
出産前の歯列矯正は基本的に難しいため、産休中であっても絶好の機会とは言えません。しかし出産後であれば、まだ仕事に復帰せず、赤ちゃんがいて体力もないため人と会ったり外出したりする機会も減ります。これを逆手にとって歯列矯正を行うというものです。
歯列矯正中は器具が見えてしまうので仕事に行くのもなかなか憂鬱になってしまいます。特に大きなお口で笑えないという人が多いので、この時期に行うのが良いのです。「赤ちゃんがいるのだから無理でしょ」という患者さんもいますが、赤ちゃんであっても預けて治療できる歯科医院が現在はたくさんあります。
赤ちゃんが成長すれば人と会う機会も増えてきますので、この時期が人と合わずに済む絶好の機会と言えるでしょう。そして赤ちゃんのためにも虫歯予防もかねて歯列矯正できるなんて一石二鳥ですね。
時には自分のためにお出かけを
妊娠してから出産するまで、なかなか思い切り出かけるという事が少なかったのではないでしょうか?身重であれば体調も不安定ということもあったでしょう。しかしたまには歯科治療を理由に外出してみませんか?歯列矯正を行うと、その様子を観察するため定期的に歯科医院を訪れなくてはいけません。
治療の間は赤ちゃんの面倒は見てもらえますので、少しだけ預けて治療してみませんか?気分転換も兼ねるのが良いところです。何より、歯列矯正をすると口元が美しくなります。歯にコンプレックスがあった人なら、これを機に美しい口元で笑えるようになります。これは目に見えて変わっていきますので、とても嬉しくなりますよ。
育児中のストレスを発散するのは案外難しいことです。家にずっといる状態が長いと、心身ともに疲れてしまいますよね。でも自分のために時間を取ってお出かけすることは良い気分転換になります。赤ちゃんのためにいるのではなく、自分のためにも時間を使ってキレイになっていくのはストレスを上手に軽減する良い方法のひとつです。きれいなお母さんを目指してみませんか?
働くお母さんはいったいいつ行けるの?
産休後仕事に復帰する予定のお母さんには、歯科医院に通う時間がありません。仕事に復帰したとしても子供にはまだまだ手がかかります。幼稚園に入るようになったらお迎えや家事に追われてしまいます。小学校に上がれば学校行事やスポーツクラブのお世話も出てくるかもしれません。いったいいつ歯科医院に行けるようになるでしょう?
歯列矯正は定期的に歯科医院に通わなくてはいけません。しかし子供が大きくなるまで待っていられるほどの治療ではありません。歯列矯正は本来は見た目を治す目的ではなく、かみ合わせを正常にして不正歯列が持つ様々なリスクを改善することにあります。リスクにさらされたまま何年も放置するのは健康的とは言えないのではないでしょうか。
育児休業中であれば、赤ちゃんを預けて歯科医院に通えます。自分の身体を気遣うことも育児には必要ですから、このタイミングで通ってみるのが良いですね。というよりも、今しかないタイミングなのです!将来たくさんできるママ友たちにきれいな笑顔で接するためにも、今このタイミングを利用してみましょう。
まとめ
いかがでしたか?歯列矯正は子供のイメージがある人も多いかもしれませんが、本来はリスクを減らすための治療なので大人でも通うべきものです。特に小さい子供のリスクはお母さんからの感染ですので、そのためにも歯科医院に通ってみませんか?自分のきれいのために通うなら定期的な歯列チェックも頑張れますよ。ぜひ歯列矯正を考えてみてください。