47c619385d5266c5304039c34d2f50bb_s

口と全身の関連

痛~いクセモノ!口内炎について

「口内炎ができやすい」「なかなか治りにくい」など口内炎が出るとかなりのストレスになりますよね。特に食べられないストレスは普段はないやっかいなものです。そんな困った口内炎の対処法や原因についてご紹介します。口内炎を予防して健やかなお口でいましょう。

口内炎とは?

tongue-trouble011_caption tongue-trouble012_caption

口内炎とは、お口の中に出来る炎症のことです。舌や頬の裏側などにでき、小さくても痛みを伴います。しみるような症状になり、しょっぱいものや酸っぱいものを食べるとしみるため食事中は大変食べにくくなってしまいます。小さな傷が粘膜につき、そこから炎症が広がるようになります。誰でも一度は経験しているのでは?そう思えるほどお口の中の一般的な炎症症状です。

ひとくちに口内炎と言っても様々な種類があります。頬の裏側にできたときは鏡で見る事が出来ますが、見てみると真ん中が白くなり周囲が赤く炎症した丸い腫れものが確認できます。これが一番多いとされるアフタ性口内炎です。もちろん丸とは限りません。舌の付け根のようにスジがある部分では細長くなっていることもあります。

舌の付け根はもちろん、舌の先、舌のサイドや裏側にも出来ます。頬の裏側にも出来ますが、たいていは良く触れる部分に出来ます。非常に痛いので、歯科医院に治療に来る患者さんも珍しくはありません。もちろん口腔内なので歯科医院で治療出来ます。すぐに治るからと言って我慢せずに治療を受けてみるのも有効です。

どうして口内炎になるの?

accdb8c8d9a084e4915170779db163ad_s

どうしてお口の中に部分的に炎症が起こってしまうのでしょうか。人によってなのでいくつかありますが、代表的な要因を挙げていきます。

  1. 傷つけてしまったことが炎症の始まり
    口内炎の原因で一番多いのが、傷を作ってしまったことによる悪化です。頬の内側を誤って噛んでしまったり、楊枝を使っている時に誤って刺してしまったり、歯ブラシで力を入れ過ぎた時に傷つけてしまったり、小さな傷を作ったことが原因です。傷口から細菌が入り込み、その細菌を追い出すため身体が炎症を起こしています。
  2. ビタミン不足
    口内炎がなかなか治まらない人には、慢性的なビタミン不足が考えられます。特にビタミンBは粘膜保護を行う役目があるので、不足することで粘膜が弱ってしまうためです。特にダイエット中の女性は食事が偏りがちですが、ビタミンB群は豚肉などに多く含まれますので、極端な肉不足も考えものです。
  3. ウイルスや細菌によるもの
    ヘルペスウイルスやカンジダによってできる炎症です。アフタ性口内炎とは違い、白くはなりません。ヘルペスウイルスは感染して水泡ができることで炎症になりますが、カンジダはお口の中の常在菌です。免疫が低下すると発症することがあります。
  4. その他
    他にも原因はたくさんあり、要因が複数である場合が多いようです。疲労によるストレスがあればそれだけで充分原因になり得ますが、ストレスにより食事が偏ってビタミン不足になっている場合もあります。過労で免疫力が下がっていれば発症も多くなります。口腔内の直接的な影響だけでなく、潰瘍性大腸炎やベーチェット病などの全身疾患から口内炎を発症する場合もあります。

口内炎の治療をしよう

496e94fb1ab88fa73c8d8c3d2586820b_s

普段噛み合わせを意識することはありませんが、かみ合わせが悪いと口内炎を引き起こしやすくなります。たとえば歯ぎしりによって歯が尖ってしまっている場合は頬の粘膜に当たるとそれだけで凶器のように傷つけてしまいます。うっかり噛んでしまう時もそうです。もし歯科医院で治療を受けるならかみ合わせも一緒に診てもらいましょう。

アフタ性口内炎の場合、レーザーで焼いてもらう事も出来ます。治療の際は申し出てみましょう。そして炎症を抑える軟膏を処方してもらいます。保険適用で受け取れます。口内炎に塗布して上からオブラートを張っておくとしばらく薬が流れないので良いでしょう。

しかしいくら治療で治ったからと言って予防しなければまたすぐ炎症が起こってしまいます。栄養は十分か?睡眠や休養は十分か?お口の中を清潔に保てているか?乱暴なブラッシングはしていないか?生活の様々なことを一度振り返って点検してみましょう。

再発を繰り返す場合は早めに歯科医院へ相談しましょう。全身的な病気の可能性もないとは言えません。そしてなるべく定期的に歯科医院へ通い、常にお口の中をキレイに保てるよう努力しましょう。

関連記事

  1. deaaac62eaeb62c9c7982fd589e4446b_s

    口と全身の関連

    食育と歯科の深い関係

    最近では食育という言葉を頻繁に聞くようになりましたね。教育の現場だけで…

  2. 6176f824da792afd7b95c52a55c14798_s

    口と全身の関連

    卵かけご飯を美味しく食べるための歯の話

    あなたは卵かけご飯が好きですか?日本人なら炊き立ての白米の上に落とす卵…

  3. 8aa649f41de6b2a24d20516b669c81dc_s

    口と全身の関連

    今話題の口内フローラを知って全身健康になろう

    口内フローラという言葉。聞いたことはあるけど実際良く分からない、自分に…

  4. 604d99122553e0ff1c1ef5aea24c33db_s

    口と全身の関連

    8020ハチマルニイマル運動とは?

    ここ20年以上推進され続けてきた8020(ハチマルニイマル)運動ですが…

  5. 2648707505b64e0cc054cbe4b2c92471_s

    インプラント

    飲んでいたら教えて下さい!骨粗しょう症の薬

    あなたは今飲んでいるお薬はありますか?あれば必ず歯医者さんに伝えましょ…

  6. 2e839136d5bd5d0c290ded065a9dd796_s

    その他

    21世紀の歯科医療!オーラルヘルスプログラム

    現代人のなりやすい病気を現代病などと言ったりしますが、時代に合うように…

  1. 07c47fd8d6cc0a893a5082c477c785e8_s

    口臭

    飲み物が増える夏に気を付けたい飲み物
  2. bde07673eb31afc3307ca1940432e617_s

    口臭

    意外とたくさんある口臭の原因
  3. 4816520faa2ace961ef333d05bf437b4_s

    その他

    受験の季節・歯科衛生士の国家資格はどんなもの?
  4. 41a7a3de843e68f2a75142b550253f49_s

    ホームケア

    歯を残そう!歯の数と認知機能の関連
  5. a56c41090cf447236956c1afb5edbe08_s

    インプラント

    歯科治療で伝えるべきお薬とは?
PAGE TOP