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顎関節症

顎関節症ってどうして起こるの?

顎関節症が歯科で多く診察されるようになりました。専門医は少ないものの、セミナーなどが増えて重要視される分野となったからです。しかし重要視されているということはそれだけ患者さんが増えたということですよね。ではどうして顎関節症になるのでしょう?顎関節症の原因を紹介していきましょう。

顎関節症になる要因はさまざま

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顎関節の病気だからと言って全てが顎に関係しているわけではありません。一番最初の発端は違ったところにある場合もあります。顎関節症の研究がまだ始まったばかりの頃は、噛み合わせが重視されていました。しかし現在では噛み合わせも含めて顎関節症の原因となる要因は複数あると考えられています。

顎関節を機械の部品のように考えてみます。部品は出来る範囲で動き、適切な仕事をしています。しかしあまりにも乱暴に負荷を掛け過ぎると部品はひび割れたり動かなくなったりして壊れてしまいます。部屋にある扉の蝶番のように、乱暴に開けたり閉めたりする時に負荷をかければ、だんだんと壊れてきてしまいます。ある日扉が開かなくなったり、開いたまま閉じなくなったりします。

顎関節には限界というものがあります。関節に負荷をかけすぎて耐久限界を超えてしまうと不具合が生じます。しかし耐久限界には個人差があります。負荷をかけた期間が長ければそれだけ顎関節はダメージを受けているはずですが、症状が多い患者さんは10代から30代の若い世代です。そのため年齢特有の原因も含めて考えられているのです。

こんな原因が顎関節症を引き起こす

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それでは具体的な原因を見ていきましょう。

  1. ストレス
    現代で問題となっているのはこれが一番かもしれません。ストレスは万病のもとと言われますが、まさしくこれがそうです。仕事や家庭や対人の問題で精神的な緊張があると、筋肉が緊張状態となります。筋肉は顔や顎にもありますので、歯を食いしばったり歯ぎしりをしたりします。この時にかかる力が強いため顎関節にも負荷がかかってしまい、やがて症状が出てきます。
  2. ブラキシズム
    食いしばりや歯ぎしりのことです。何らかの原因で歯を食いしばったり力を入れたまま動かすなどのブラキシズム症状があると、顎関節に大きく負担をかけてしまいます。これは1にも大きく関わります。ストレスが原因でブラキシズムが出て、さらに悪化して顎関節症に到るような場合です。歯ぎしりといっても音が出ない場合もあります。寝ている時に行われる歯ぎしりは気付きにくい場合も多くあります。
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  3. 噛み癖
    噛む時の癖がある人は意外と多くいるものです。過去に何か原因があって片方の歯で噛むようになった場合などを指します。このような症状を偏咀嚼(へんそしゃく)と言います。顎のバランスが悪くなり、発症の原因となります。
  4. 噛み合わせの悪さ
    3とも関連しますが、噛み合わせが原因という説はさまざまなものがあります。しかし「噛み合わせが悪いから顎関節症になった」のではなく「顎関節症の症状の一つが噛み合わせの悪さ」であると考えられており、どちらが先かということははっきりしないようです。2や3の症状のひとつとして捉えます。
他にもさまざまな原因がある

例えばいつも横向きで寝る人は、下になった方の身体に負担をかけていると言えます。このような生活の癖が積み重なって顎関節症の原因となっている場合も有ります。、寝方においてはうつぶせや首だけ横を向く場合などもあり得ます。

他にも毎日通う職場にも原因があることがあります。例えば冷房がきついので知らず知らずのうちに食いしばっている場合や、新しい仕事を覚える事に必死で奥歯を食いしばっている、仕事のストレスで眠れない時もそうです。歯を治しに行っていなくて痛みが出てくると、もう片方の痛みのない方でばかり食事をしたりします。そんな些細な日常にも原因は潜んでいるとされています。

顎の弱さが原因?

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現代の食生活は柔らかいものが多くあり、顎を使う機会が減ったと言われています。それを受け継いでいくため、現代の子供は歯が正常に並ばないほど顎が小さくなっています。歯列矯正の子供が増えているのはこの為です。

食生活は国柄や国民性がでるものですが、日本人は柔らかい=美味しいと言う感覚があるため、特に弱いのかもしれませんね。これらの影響で顎関節の動きが鈍くなり、お口の動きを支える事が出来ず、顎関節症を発症してしまうのかもしれません。

しかし残念なことに、顎関節症は顎だけの問題ではないことが分かってきました。なぜなら、顎を動かすことによって脳への血流量が高まるからです。顎が弱いとうまく動かせない為、脳への血流量は減ってしまいます。その影響から身体能力に大きく作用していると考えられています。

子供の頃からこうした生活をしていれば、身体能力の低い大人になってしまいます。生活習慣にも悪影響を及ぼしかねませんので、柔らかい食生活は良いとは言えないでしょう。骨や筋肉の発達を考えれば、少し前の噛みごたえのある生活を取り戻すのも悪くありません。

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